この記事の内容
- なぜ米粉を使うの?
- とても多くの料理で米粉はパン粉の代用品として使える
- 米粉のほうがおいしいと思う料理
- そもそも日本人がパン粉をよく使うようになった背景
- グルテンフリーについて
なぜ米粉を使うの?人それぞれの理由
この記事は米粉を使おう!という記事です。
なぜパン粉ではなくて米粉を使うのか、人それぞれ理由があります。この記事を読んで、米粉の魅力をもっと発見して頂けたら嬉しいです。
- 米粉を使っている人の理由は人それぞれだと思います。
- 米粉特有の料理を作りたい
- パン粉より米粉で作ったほうがおいしい料理を作っている
- グルテンを摂らない生活をしていて、パン粉を使わない
- 食物アレルギーがあり、パン粉が使えない
- パン粉より米粉で作ったほうがおいしい料理を作っている
- 家にパン粉がない
- 米粉をもらった
小麦粉より米粉を使ったほうがおいしいと思う料理
うちには小麦アレルギーの家族がいるので、よく米粉を使います。
うちの場合、米粉は小麦粉の代用品として使い始めたのですが、逆に米粉で作ったほうがおいしい料理もたくさんあります。
例えば、揚げ物。揚げ物は米粉よりカリっとした食感になって、油っこさも少なくなりさっぱりとして、冷めてもベタっとならずカリッとした食感が残っている気がします。
そしてうちではたこ焼きを米粉で作っています。表面カリっと、中はしっとりの感じでも焼けて、ほんの少しだけ焼き餅のような感じもします。前提的に小麦粉ではなく米粉を使うとさっぱりして胃もたれが少なくなる気がします。最後にあんこやチョコを入れてスイーツ風にして焼くのですが、特にあんこには相性抜群でとてもおいしいですよ!
実はとても多くの料理で、米粉はパン粉の代わりになります
米粉はとても多くの料理で小麦粉に替えて使うことができます。
- パン、マフィンなどのパン系スイーツ(しっとりとした食感になりやすいです ふっくらと焼くにはコツがいります 別の記事でまた紹介したいと思います)
- みんな大好き粉もの(お好み焼き・たこ焼き)
- 餃子、春巻き(米粉の皮が売っています)
- カレー、シチュー、グラタン(市販のルーでもアレルギー対応がありますが、自分でも作れます)
- ケーキ、スポンジ
- 麺類(市販のラーメンなど、おいしいですよ!)
市販の麺や餃子の皮を使えば簡単に料理できます。パンやケーキは少しコツが必要だったり、市販の米粉でも合うものと合わないものがあります。
ウクライナ問題で小麦が不足してきている今、米粉を使い始めてはいかがでしょうか。新たな発見があるかもしれません。
日本人がパン粉をよく使うようになった背景
日本人は1940年頃までは小麦をあまり使っておらず、米が主食の中心でした。日本が第二次世界大戦に敗れた1945年頃から急に小麦の輸入量が上がり、資料(※1)によると1950年には1946年までの4倍くらいの小麦が日本に入ってくるようになりました。これは戦後日本の食糧危機を小麦によって助けられたことと、アメリカなどによる小麦のさまざまな普及キャンペーンによることが大きいと思われます。
小麦の普及に伴って、私たちはよりいろいろな種類の料理を楽しめることになり、食生活は豊かになりました。一方で、小麦はこれまであまり小麦を食べてこなかった日本人の体質に合うのか疑問を持ったり、近年品種改良によってグルテン成分が強くなっている小麦が自分の体質に合わないんじゃないのか、という考えを持った人などがグルテンフリー生活を始めているのだと思います。(持病など、理由はさまざまだと思います。)
グルテンフリーについて
ウィキペディア(※1)によると、グルテンフリーダイエット(ここでいうダイエットとは、減量するという意味ではなく、食のコントロールという意味です)とは、「小麦をはじめとした穀物のタンパク質の主成分であるグルテンを除去した食事のこと。もともとグルテン除去食は、セリアック病や小麦アレルギー(食物アレルギー)、小麦の消化や代謝不良等(グルテン関連障害)を改善するための食事療法の中で取り入れられてきた」とされています。
今は、はっきりした持病などが無い人でも、倦怠感や頭痛などの慢性的な不調を改善する目的で、グルテンフリー生活をする人が増えていますね。MLBの大谷翔平選手などもグルテンフリーを行っていることが有名です。
今ではレストランでもグルテンフリーを掲げているところがたくさんあります。グルテンフリー生活をしている人にとってはうれしいですね。しかし食物アレルギー対策という観点でみると、少量の小麦が含まれていたり、コンタミ対策が十分ではなかったりするレストランが、まだまだ多いと思います。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました!
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